AGA治療にはフィナステリドとミノキシジルを併用

男性型脱毛症(AGA)は頭頂部か前髪の生え際、またはその両方の髪の毛が抜け落ちていき薄毛になる症状で、自然治癒で治るものではないので徐々に進行していきます。いまや日本全国でも1,000万人以上の男性がこの症状に悩まされており、早い人では10代から薄毛が目立つこともあるようです。
医療機関ではこの症状を改善するため、AGA専門の外来を設置するなど対応しており、様々な方法で髪の毛を取り戻す治療を行っています。その中で最もポピュラーで有効的とされるのがフィナステリドとミノキシジルの薬物治療と言われています。

書類を書く医師

AGAの原因は頭皮に高濃度で見られるDHTと呼ばれる物質が関与しており、この物質が増えることでヘアサイクルが狂い、毛の成長が短くなると同時に抜け毛が増えるとされます。フィナステリドは5α還元酵素阻害薬に使用される成分で、DHTの元となる5α還元酵素を阻害することで生成を抑制し、乱れたヘアサイクルを正常に戻すことで、AGAの進行を食い止めることができます。
ミノキシジルは高血圧の治療に使用する血管拡張剤として開発された成分で、副作用として毛が濃くなるというものがあります。その作用は未だ不明な点が多いのですが、血管を拡張させることで頭皮の血流を増進させ、血液から酸素や栄養素を送り届けて毛母細胞を活性化させることで、発毛を促進させているのではと言われています。
どちらにしても薄毛で悩んでいた男性の多くが、使用後に確かな発毛効果を認めており、現在ではフィナステリドと並んで、AGA治療薬のひとつとなっています。フィナステリド単体ではAGAの進行を抑えることができても、すでに薄毛となった頭を元に戻す力はありません。ヘアサイクルが正常化することで自然に毛は生えてきますが、早く元の髪を取り戻したいという人はミノキシジルを併用することで、高い効果を発揮します。